グウィネス・パルトロウが、演じる自分を唯一見られる映画のシーンとは
ニューヨークで開催される映画祭、トライベッカ映画祭。
2021年は、6月9日から6月20日まで開催されました。
今年は、ストリーミングの形態で披露される作品と併せて、屋外の上映会場で観客を動員して上映される作品もありました。
様々な作品が上映される中、2001年公開のウェス・アンダーソン監督作『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』も、公開20周年を記念して、再上映されました。
映画の上映後には、ウェス・アンダーソン監督、ナレーションを担当したアレック・ボールドウィン、キャストのオーウェン・ウィルソン、ルーク・ウィルソン、アンジェリカ・ヒューストンといった豪華メンバーが参加したパネルディスカッションの映像も上映されました。
マーベル作品でペッパー・ポッツ役を演じ、自身が立ち上げたライフスタイルブランド「goop」が、今や絶好調のグウィネス・パルトロウも参加。
パネルディスカッションで、グウィネスは、自分が演じている姿を見ることが本当に嫌いで、殆どの作品を見ていないと語りました。
ただ、唯一の例外が『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』のワンシーン。
シーンの撮影時、グウィネスのお父さんである映画プロデューサーのブルース・パルトロウ氏がセットに遊びに来られていて、お父さんに見守られながらの撮影だったそうです。
ルーク・ウィルソン演じるリッチーが、グウィネス演じるマーゴをバス停まで迎えに行き、再会するシーンです。
ブルース・パルトロウ氏は2002年にお亡くなりになっています。
お父さんとのこの思い出から、このシーンだけは唯一グウィネスが、演じる自分を見られるシーンだそうです。
余談ですが、上のようなTwitter等の画像や動画は、ただ好きで見ているだけでも、何もしないよりは英語の勉強になってしまうというのがとってもありがたい。
と、いつも思っています。
筆者の、英語学習にもなってしまうオススメの趣味について、こちらの記事で紹介していますので、よろしければあわせてご覧ください。

『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』の脚本は『ロキ』出演中のオーウェン・ウィルソンが書いてます
せっかくなので、『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』についてもう少し語らせていただきます。
実はこの、グウィネスの思い出の作品『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』の脚本は、オーウェン・ウィルソンとウェス・アンダーソン監督で共同で執筆しており、当時、米アカデミー賞、英国アカデミー賞等の映画賞で脚本賞にノミネートされました。
オーウェン・ウィルソンとは、どなたでしたっけ?
と思われた方。
この方です。
Disney+ (ディズニープラス)の『ロキ』で、TVAエージェント、メビウス役を演じている俳優さんです。『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』でオーウェン・ウィルソンは、出演もしていますが、脚本家も務めているのです。
オーウェン・ウィルソンは、キャリアの初期の頃は、脚本の執筆活動をしており、『アンソニーのハッピー・モーテル』、『天才マックスの世界』、『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』、三本とも、ウェス・アンダーソン監督と共同で脚本を執筆しています。
オーウェン・ウィルソンとウェス・アンダーソン監督は、大学時代からの親友同士で、二人は映画業界でのキャリアを一緒に始めています。
その後も、オーウェン・ウィルソンはウェス・アンダーソン監督作品には、数多く出演されています。

ウェス・アンダーソン監督の次回作紹介
グウィネスの思い出の作品『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』。
監督を務めたのは、独特な芸術的センスの持ち主で、この監督の作品だから観たい、と思わせる人気監督、ウェス・アンダーソン。
ウェス・アンダーソン監督の次回作を紹介させていただきます。
次回作も、監督の作風が炸裂しています。
■『ザ・フレンチ・ディスパッチ』
2021年10月22日、アメリカ公開予定(※2021/6/23時点の情報です)。
オーウェン・ウィルソンも、やはり出演されています。
Twitterの公式予告です。
まとめ
こちらの記事では、グウィネス・パルトロウが、演じる自分を唯一見られる映画のシーンと、映画『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』についての情報をお届けしました。
それではまた!